いろいろ足りない

不足分を補いたい

デバフ人間

最近思ってたことが少し話題になっていたので書いてみる。
と言っても、ほとんど愚痴のようなものだけど。
togetter.com

特に自分と関わりがあるわけでもないのだが、とある上司と部下の関係をよく目にする。
上司は仕事ができない訳ではないのだが、特別できるわけでもない(それでも何故か優秀とされているようだが、そこは経験の差なのだろう)。
部下は部下ではっきり言って仕事はできない。詳しくは知らないが入社2〜3年でほぼ新卒といったところだろう。発達障害っぽい印象を受ける。
上司側は部下を育てるのも仕事の内ではあるので都度指導が入るのは仕方ないのだろうが、それが冒頭で挙げたものそのもので、聞いてるだけで嫌になる内容なのだ。

まず指摘内容が一貫してない。
Aについて気を付けろと言い、次はその逆の内容のBについて気を付けろなどと言ったりする。
であるにも関わらず、最近は論理的思考力を鍛えさせようとしているらしい。お前がまず鍛えろと言いたくなる。
次にその詰め方にある。
指摘は簡潔でない上に、何も問題なくてもとりあえず指摘するかのような、粗探しして行われるものだから溜まったものではない。
その部下は相談をしない。仕事は協力の下で行われるので、報連相という言葉は嫌いだが、そうしたコミュニケーションは必要だと思う。
しかし、普段からそういう詰め方をしていて相談するモチベーションを下げていることはその要因の一つであろう。
部下にとってはそのメリットよりもデメリットの方が大きいように思う。
そこまで指摘しても直らないなら自分自身に原因が無いか振り返って欲しいところ(そしてその原因は多分にある)。

三者たる自分が見た感じ、まだその部下は仕事のやり方をわかっていないように思う。
先を考えておらず、必要になることも整理できておらず、なので後から手戻りが多数発生するし、その上司の下らない指摘にも狼狽える。
であれば、上司としてはまずは何が必要か例や方針だけでも部下に示しておくべきではなかろうか。
それをやり慣れた段階で、ゴールだけ示して自分でできる力を養えば良い。

などとぼやいて書いたものの、自分としてはこの二人に特に何も言うつもりはないし、そういう立場にもなく、また一切の義理もない。
ただまぁ転職してからこの半年間ずっとこのスタイルに変わりないことからも、恐らくそれ以前からこのやり取りが続いていて、その間この二人に何の成長も無いのは如何なものかと思う。
何よりこれを聞いてる自分へのデバフ効果が半端ないのだ。この上司が怒鳴ることはないけれど、叱責が与える周囲への影響はあるとどこかで見かけたような。
先日に至っては丸一日上司が部下にネチネチと指摘をしていて、その一切意味を持たないやり取りをしてないで、まずは手を動かせよと思った。