いろいろ足りない

不足分を補いたい

組織難しいねという話

先日、このような記事を見かけた。
speakerdeck.com
何故かTwitter上ではネガティブな意志を持って盛んにRTされていたのだが、自分はここに書かれていることが身にしみて良くわかっているため、共感できる部分が多くあった。

最も共感できたのは、「組織批判する人間に役職を与えてはいけない」だ(奇しくもこの該当箇所が取り上げられ燃えていたのだが)。
書いてある内容をそのままなぞる形になるが、いくらスキルがあったとしても、その人が組織方針に賛同していないと、組織の成長スピードにブレーキがかかる。
結局、人は力を持てば自分のやりたいように進めるのであって、その人は自分に似た人間で組織づくりを始め出す。やがて対立が大きくなる。争いが起き前に進めなくなる。
腐ったリンゴが組織を侵食してしまうのだ。
そんなことが事実、実体験としてあった。


また、「任せるときはフォローアップを徹底する」についても言及したい。
自分は指示するにせよ任せるにせよ、「自分ならもっと上手くできる」が前提であるべきだと思っている。
そうでないと、まず自分未満の技量しか持たない人間の指示を素直に聞ける気がしないからだ。
しかし、一体何を履き違えているのか、責任者=ただ仕事を投げる係だと思っている人間がいる。
何もフォローをしない、あるいはできなかったりする。
そして結果を出しても感謝などせず、自分の手柄にする。
誰がそんな人間の下に付くのかと思う(これが前述の組織批判する人間に役職を与えてしまった結果でもある)。


正しい評価とやらが実際に行えるのか、それは疑問ではあるものの、正しくない評価がこれらを招くなら、最低限これらを招かない結果となるような評価は行う必要がある。
面接や面談など、限られた時間内で結論を出すのは難しくとも、三ヶ月も一緒に働けばその人を見極めることは十分可能だと経験上思う。
腐ったリンゴは組織にいらない。