いろいろ足りない

不足分を補いたい

優秀な人を組織で活かすためには

タイトルに対する答えはない。


職場に天才と呼べる人間がいる。
目の前の困難な課題をただ純粋に解決していくようなタイプだ。
正直、その圧倒的な違いに自分の力が信用できなくなって、無気力になってくる。
この才、地頭の良さを目にすれば、誰もが欲しがる人材であろうことは、狭い世界で生きてきた自分でもよく分かる。


それ故に、誰もその天才の開発スピードについていけない。その天才とチームワークを発揮しづらい。
凡才たる自分とは何もかも違うからだ。
研究職など、個人の才能が物を言う世界ならそれでも良いのだろう。
だが、ビジネス・製品づくりにおいて組織力やチームワークが物を言う世界ならどうなのだろうかと。
現に今はそのあたりが上手く行っておらず、その天才の短所と言うべき点が如実に現れている。
誰もそのフォローができないからだ。


また、その天才の言動も厄介で、例え勘違いであってもすぐ怒る。他人を傷つけるようなことを平気で言う。
傍若無人であり、他人に自分のケツを拭かせるような行為も厭わない。
そこにチームとしての心理的安全はない。
チームワークを発揮しづらい人間性であることは多少残念であり、これは凡才のやっかみそのものなのかもしれない。


今回の学びとしては、長所を活かし短所を補う基本を捨て、その天才に全てを任せる組織づくりになったことにあると感じている。
無敵の人間などいないように、如何に天才と言えど何でもできるわけではない。
組織であれば尚更。
仮に自分が組織づくりを決める立場にあれば、自分もそうした可能性があったが、現在直面している課題を前に考えを改めてみようと思う。



くだらない羨み妬みが根本にあるのかもしれないが、少しその天才と衝突して落ち込んでいるのでメモ。