いろいろ足りない

不足分を補いたい

そこは無

働く上で、リーダーシップのスタイルについて悩むことがあったので、自分のメモ用として記しておきたい。
組織の上に立つ者のスタイルとして、大まかにはボス型・リーダー型があるとされる。
状況によって、上長に求められる姿は異なってくるとは思うものの、自分としてはリーダー型の方が望ましいと感じている。ボス型だと、その命令のみに沿って動く以上は、ボスの力がそのまま組織の力となってしまい、それ以上の成果を出すことができないからだ。
しかし、その点を差し引いても、彼が自分のスタイルはボス型であると言ったことに対しては、こちらも少し対応を考える必要がある。正直度肝を抜かれた。

何故ここまで驚いているのか。足りない要素が多すぎるからだ。
あくまで自分のイメージだが、ボス型であるならばそれなりの威厳や畏怖があって然るべきではなかろうか。命令に有無を言わせない。そのような感じがある。
しかしそもそもにおいて、彼はまず自分で何も動かない。こちらが何かしら言ってはじめて動き出す。部下が指示を仰いできて何かしらアクションする、なるほどこれならまだ分からなくもないが、本当に自分から全く何も動かない。自分はこうしていくという彼自身のビジョンなるものが見えない。これがボス型か?何か根本的に勘違いしてはいないだろうか。
また、彼のはどちらかといえば内向的な性格で、自己表現が苦手だという。一体何を言っているのかと思わなくもない。やはりそもそもにおいて合ってないと思うのだ。
それでも本人がそう主張するならこれ以上言うことは無いのだが、やはりお互いの不幸は免れない。

数回のやり取りを行う度に結構な断絶を感じていて対策と言える対策はもうないのだが、それでも歩み寄るのであれば、その理想とするボス型とは何か、その行為は理想とするボス型なのかを都度聞いてみることだろうか。ただそれに従うつもりは全く無いのだけれど。
あえて彼を擁護するならば、彼は特殊な環境におり、普通の人生を歩めなかったのではないかというのはある。そして彼は変わろうとしている。
しかし大変残念なことに、こちらが思うことは以下の通り。
正直もういい。疲れた。